生産システム見える化展(2010年11月17日~19日)
可視化・整流化・ITカイゼン・コーナー大成功

東京ビックサイトにおいて、生産システム見える化展が開催され、ものづくりAPS推進機構が企画協力した「可視化・整流化・ITカイゼン・コーナー」に、連日、大勢の来訪者がありました。

特に、今回、製造業の今後の成長力に直接かかわるマスター情報の扱い方についての新提案や、無償の業務アプリケーションの公開など、盛りだくさんの内容で、大きな成果を上げることができました。

全体写真

APSOMブース

(1) 技術情報の流れを作るマスター連携への取り組み
(2010年11月17日発表)

コニカミノルタ情報システム 高向宏

マスター情報がなぜ重要なのかについて、現在の製造業のおかれている状況を背景に解説した。現状の製造業がもつITのしくみの限界を指摘し、新しいグランドデザインのもとでマスター情報を連携させる新しいITのインフラの基本形を示した。

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(2) 技術情報連携のためのプラットフォームの必要性
(2010年11月18日発表)

ヤンマーエネルギーシステム 大坪啓二

製造業の中でやりとりされているさまざまな情報の中で、個別受注製品の仕様変更など、実際にマスター情報の管理の問題点を示し、技術情報連携のためのプラットフォームと、そこで必要とされるツールの基本要件を示した。

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(3) 進化するマスター情報の実態とその活用方法
(2010年11月19日発表)

白河オリンパス 今井弘美

開発、製造、そしてサービスという製品ライフサイクルの中で、マスター情報がどのようにして生成され、管理されていくかについての全体モデルをベースに、現状の情報システムを再点検し、新しいマスター情報の管理方法の概念を提示した。

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上記の3つの講演と併せて、ものづくりAPS推進機構より、ホワイトペーパーを公開した。マスター情報を扱うためには、これまでのITでは不十分であるというメッセージと、これからの必要とされるITの在り方について解説した。

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(4) その他の発表

●モノと情報の流れの同期化&見える化(2010年11月18日発表)

法政大学 西岡靖之

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●中小製造業向け(元気がでる)無料ERPシステム
(2010年11月19日発表)

法政大学 西岡靖之

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